来週、最終回! いけころし 伊達男捕物帳
第11週がアップされました。
この連載も、来週が最終回となりました。
以前の記事で、あらすじを公開しています。
まだ間に合います、ぜひ!
さて、今週は第一話の肝である、種明かしの回です。
なぜ、下手人おときは、源助殺しをし腕を喰ったのか?
なんどリテイクしましたかね……
岩手日日の編集部も気合が入ってました。
私自身も、ゴールデンウィーク中でしたが、
パソコンの前に座って長々と睨めっこしながら、
書いては消し、書いては消しを繰り返しました。
普段、作品を書くとき、
作家にありがちな、悩みながらパソコンの前で頭を掻くようなことはないんです。
書くことが決まらないうちは、パソコンに向かわないので。
ですから、普段、執筆してる私は、
傍から見れば、だたパソコンに向かってキーボードを打ってる人で。
ほんと、絵にならない作家だなと我ながら思ってます。
今回は、苦悩する作家でしたね。
決定稿になってから一息ついて、また読み返してみました。
ほんと救いのない話です。
昔、『第2教室』という2時間もののシナリオ書いて、
人生初の受賞をしました。
男子中学生二人の話です。
とある審査員長からは、「凄惨」との寸評。
とある人からは、「この話、悲しすぎるよ」と感想をもらいまいました。
うーん、変わってない……
というか、ハッピーで終わらせる方法が分かりません……
実はハッピーエンドに憧れる作家なのでした。
いけころし ~伊達男捕物帳~
著:吉田真童
毎週水曜更新
1828年の江戸を舞台に描く捕物帳シリーズ。
臨時廻り同心の万五郎と雲助の久四郎という、生きる世界が全く違う二人が悪人を捕まえる。生かすも人、殺すも人、しかしそれを裁く人間が真の正義を知っているのだろうか? 二人は模索しながら反発し時には協力し、それぞれの正義に従って悪を成敗する。
毎週水曜更新
1828年の江戸を舞台に描く捕物帳シリーズ。
臨時廻り同心の万五郎と雲助の久四郎という、生きる世界が全く違う二人が悪人を捕まえる。生かすも人、殺すも人、しかしそれを裁く人間が真の正義を知っているのだろうか? 二人は模索しながら反発し時には協力し、それぞれの正義に従って悪を成敗する。