時代劇って難しくない?

若いころからずっと思ってたんです。
世の中に時代劇や時代小説は数あれど、それを観る人読む人は、
どれだけその時代背景を理解して見ているのかと。

例えば、大河ドラマ。
時代小説を書いている自分でも、
観ていて時々「あれ? どうだったけ」と思うことがあります。
ま、世の中、自分より詳しい人はいるだろうと思いながらも、
そんな人ばかりじゃないよなと思ったりしたり。
ちなみに、歴史に疎い家族に「分かって観てる?」と訊くと、
「うーん、なんとなく……」

時代小説もしかり。
もうちょっと分かりやすくならないかな?
普段、時代小説を読まない人でも読める小説ってなんだろう?

そんなことを考えながら試行錯誤して出来上がった小説です。
もし、ここが分からない、あそこが分からない。
そんな部分があったら教えて欲しいです。

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時は幕末、文久三年の内藤新宿。ここに、努力をしないで「天下に名を轟かす」ことを夢見る一人の少女がいた。その名は、きらら。その自由気ままな行動は、大宿場町の名主・青木屋彦衛門の逆鱗にふれてしまい、彼女は刺客たちに命を狙われることになってしまった。はたして彼女の運命は……。歴史上の人物たちも彼女の不思議な魅力に振り回されてしまう。