時代にはその時代の常識がある
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第5週がアップされました。
今週は、飯盛り女のおまつが登場します。
我ながら愛らしく描写できたなと、満足しております。
おまつの件は筆が進む進む、結局、私自身こういう女性が好きなんだなと。
ただ、未だ、おまつのイラストはアップできず……
自分で描いてるもので諸事情、ご了承ください。
で、タイトルの話ですが。
先日、こんな記事を見つけました。
少女漫画のキャラクターにキセルを持たせるのは是か非か、ということらしいです。
自主規制の時代ですね。
私が連載しているこの小説(いけころし)も、最新話は無料公開、
しかも媒体がWEBとはいえ新聞連載、
この辺の尖る部分の取り扱いは議題に上がりました。
例えば、人の腕を燃やして喰うという猟奇殺人。
例えば、今回登場のおまつの飯盛り女という設定。
私の主張はこうです。
「尖ってない小説を書くことはできるが、それをやる意味はあるのか」
これに関しては、編集担当者も同調してくれて、大方了承してくれました。
ただその際、私も担当の言うことに出来るだけ従おうと思いました。
それは、担当が言った一言です。
「これを読んで嫌な気持ちになる人が、できるだけいない方がいい」
確かにそうだなと。
でもね、やっぱり物書きなんでツッパるところはツッパりました(笑。
結果、新聞連載としては尖った内容になったと自負してます。
これには岩手日日さんの心意気に、ただただ感謝です。
その時代にはその時代の常識があります。
戦国時代は人を殺して領土を奪うことで、家族を守りました。
だから某ドラマでよく反戦を語りますが、そんなのナンセンスだと思ってます。
飯盛り女も、江戸時代は今より色恋に旺盛というか大らかな時代でしたから。
売春婦じゃないんです。
気概をもって、良いなと思った人と懇(ねんご)ろになる。
で、男は心づけを渡す。
粋な男女関係と思ってくれたらいいなと思ってます。
うーん、伝わらないかな……(笑。
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