【いけころし】第二話完結! 久四郎とは!?

いけころし~伊達男捕物帳~
第二話が完結しました!

岩手日日のウェブサイト『Iwanichi Online』の電子新聞・momotto。

いかがでしたでしょうか?
今回は万五郎の相棒になる久四郎にスポットを当てた回となりました。

実はこの久四郎……

実在する人物なんです!!!

静岡県三島市。東海道箱根峠あたりに久四郎の墓があります。

現在の様子は、ストリートビューで見ると↓こんな感じになってます。

雲助徳利の墓にはこのように書かれているということです。

この墓は昔から「雲助の墓」と言われています。墓石には盃と徳利が浮き出しており、その下に「久四郎」という名前が彫られています。彼は松谷久四郎と名乗り、一説には西国大名の剣道指南役でしたが、大酒飲みのために事件を起こして、国外追放となり、箱根で雲助の仲間に入りました。優れた剣術の腕前があったので、雲助をいじめる武士をこらしめたり、読み書きができるので、文字が読めない雲助たちの手紙を読んで雲助仲間から親分以上に慕われるようになりました。しかし、普段はお酒を飲んでごろごろしていたので命を縮めることになってしまったのです。彼を慕い彼に助けられた雲助仲間は、ある日相談して金を出し合い、生前お世話になったお礼に、立派なお墓をたてて恩返しすることにしました。そして、その墓には彼が一生飲み続けた酒を、盃と徳利で刻むことにしました。これが彼に対する最大の供養と考えたのです。「箱根の雲助」は、悪者の代表のように言われています。しかし、もし雲助がいなかったら、箱根の坂をのぼれない弱い女性や病人はどうしたのでしょう。重い荷物は誰が運んだのでしょう。このほほえましい徳利の墓を見ていると、雲助たちの温かい人情が伝わってくるような気がします。なお、この墓の最初の位置は、山中の一里塚のあたりでしたが、いつの日かこの地に移ってきました。酒飲みの墓ですので、ふらふらして一箇所に落ち着かないようです。三島市

まさに『弱きを助け強きをくじく』を地で行くような男……
めっちゃカッコいい!

いつか実際にお墓を訪れてみたいものです。

ということで、第2話はこれにて終了。
皆様、ありがとうございました。

第3話は……?

詳細が決まりしだいご報告します!
乞うご期待!!

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いけころし ~伊達男捕物帳~

著:吉田真童
毎週水曜更新

1828年の江戸を舞台に描く捕物帳シリーズ。
臨時廻り同心の万五郎と雲助の久四郎という、生きる世界が全く違う二人が悪人を捕まえる。生かすも人、殺すも人、しかしそれを裁く人間が真の正義を知っているのだろうか? 二人は模索しながら反発し時には協力し、それぞれの正義に従って悪を成敗する。