最終回まであと2回! いけころし 伊達男捕物帳
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第10週がアップされました。
この連載も、残すところあと2回となりました。
先週の記事で、ここまでのあらすじを公開しています。
まだまだ間に合います、ぜひ!
実は、まだ最終回が決定稿になってません。
現在、絶賛直し中です。
岩手日日の編集部さんたちが一切妥協してくれません(笑
いや、ありがたいことですよ。
普通、こういうのは丸投げになりがちですから。
「しつこくてすいません」的なことを言われるのですが、
そんなことはありません。
逆に手間をかける、己の非力さを嘆くわけで……
私からすれば、作品がどんどんブラッシュアップされていくわけですから、
直しという行為に、もはや快感すら感じています。
で、思うんです。
「これがプロフェッショナルってことなのかも(NHK風に言ってみた)」
って。
最近、懲りずに、またコンペに挑戦しようかなと思ってる自分がいます。
世の中には、結構、小説とか脚本とかのコンペが沢山あります。
そういうものにまた挑戦してみようかなと。
でもね、今まで感じたことのない不安感があるんです。
「一人で書けるの? 俺」
書いた作品を読んでもらって意見してもらって直す。
これが当たり前になった今では、
一人で書いて、一人で読み直して、一人で直す。
自分の判断基準というものが信用できなくなってきてるんですね。
つまり、
一人で何でもできますよ! と思ってるうちはアマチュアで、
一人で作品書けなくなったらプロなのかなと。
そういう意味では、
決して偉そうに言うわけではないのですが、
僕もプロになったのかなと思うわけです。
若き日の、自分に言ってやりたいですね。
「まだまだ青いな」って。
いけころし ~伊達男捕物帳~
著:吉田真童
毎週水曜更新
1828年の江戸を舞台に描く捕物帳シリーズ。
臨時廻り同心の万五郎と雲助の久四郎という、生きる世界が全く違う二人が悪人を捕まえる。生かすも人、殺すも人、しかしそれを裁く人間が真の正義を知っているのだろうか? 二人は模索しながら反発し時には協力し、それぞれの正義に従って悪を成敗する。
毎週水曜更新
1828年の江戸を舞台に描く捕物帳シリーズ。
臨時廻り同心の万五郎と雲助の久四郎という、生きる世界が全く違う二人が悪人を捕まえる。生かすも人、殺すも人、しかしそれを裁く人間が真の正義を知っているのだろうか? 二人は模索しながら反発し時には協力し、それぞれの正義に従って悪を成敗する。